自分の人生を生きていますか。
私は長い間
その問いに答えられませんでした。
気づくと
いつも周りのことを考えていました。
相手が困らないように。
嫌な思いをしないように。
悲しまないように。
少しぐらい自分が苦しくても
自分が我慢すればいい。
そんなふうに思っていました。
小学生の頃
自分の気持ちを出したことがきっかけで
クラス全員から無視されたことがあります。
今振り返ると
その出来事が大きかったのかもしれません。
嫌われないように。
変に思われないように。
周りに合わせるように。
そうやって生きることが
いつの間にか当たり前になっていました。
周りから見ると
真面目で
責任感があって
人のためによく動く人だったと思います。
でも
自分が本当はどうしたいのか。
何が好きなのか。
どう生きたいのか。
そんなことは
あまり考えたことがありませんでした。
長い間
自分の気持ちよりも
周りの期待を優先して生きてきたのです。
そんな私に
大きな転機が訪れました。
娘が高校生の頃
進路について相談を受けました。
「大学には行かずに、絵を描いてみたい」
私は娘にこう伝えました。
「好きなことをしたらいい」
「自分のやりたいことをしたらいい」
娘のことを思って
自然に出てきた言葉でした。
でも
その言葉を口にした瞬間
胸の奥を
強く突かれたような気持ちになりました。
自分はそんなふうに生きてこなかった。
本当はどうしたいのか。
何を望んでいるのか。
それを後回しにして
周りに合わせながら生きてきた。
娘に伝えた言葉は
そのまま私自身に返ってきたのです。
その時から
私はより苦しくなりました。
「自分の人生を生きていない」
そんな想いが
頭から離れなくなったのです。
本当にやりたいことは何だろう。
自分はどう生きたいのだろう。
考えれば考えるほど
分からなくなりました。
長いトンネルの中を
出口も分からないまま歩いているような時間でした。
安心して話せる場所で、自分に出逢い直した

そんな中で
安心して話せる場所に出会いました。
その人は
私の話を否定せず
遮ることもなく
ただ静かに聴いてくれました。
うん
うん
そうやって受け止めてもらう時間の中で
少しずつ
閉じ込めていた気持ちに気づくようになりました。
本当は苦しかった。
本当は寂しかった。
本当はこう生きたかった。
長い間
見ないようにしていた気持ちが
少しずつ顔を出してきました。
いままで無視してきて
ごめんね。
はじめてそう思えた夜
涙がずっと止まりませんでした。
人のことを気にしなくなったわけではありません。
周りの人に苦しんでほしくない。
悲しんでほしくない。
その気持ちは今もあります。
たぶん、ずっと。
でも
その優しさを
少しずつ自分自身にも向けられるようになってきました。
周りを大切にするように
自分の気持ちも大切にしていい。
娘に伝えた言葉を
今度は少しずつ
自分自身にも向けられるようになってきました。
一番大切なことを
一番大切にしよう
今、そう思っています。
北極星が見えて、自分の人生を歩き始めた

自分の内面と向き合い
安心して話を聴いてもらう中で
少しずつ見えてきたものがあります。
私が本当にやりたいことは
人の孤独に寄り添うことでした。
ひとりぼっちに感じている人が
少しでも
「そのままの自分でいていい」
と安心できる時間を届けたい。
その願いが
私の中にあることに気づきました。
そして
その実現の手段として
私を救ってくれた
心理学の学びやカウンセリングの道が見えてきました。
ずっと分からなかった
自分の北極星が
少しずつ見えてきたのです。
まだ
すべてがはっきりしたわけではありません。
迷うこともあります。
不安になることもあります。
それでも今は
誰かの期待に合わせて歩くのではなく
自分の願いに向かって
一歩ずつ歩き始めています。
今まで私は
自分の気持ちを抑え込み
見ないようにしてきました。
だからどこか
胸を張って生きられない感じがありました。
でも今は
少しだけ胸を張れる気がしています。
これが私の人生なのだと
少しずつ思えるようになってきたから。
自分の気持ちに耳を傾けてみませんか

もし今
自分の人生を生きていない気がする。
何をしたいのか分からない。
そんな感覚があるなら
それはあなたが
周りの人を大切にしてきた人だからかもしれません。
優しい人ほど
自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあります。
でも
あなたの気持ちも
同じように大切なものなのです。
心の本音は
無理に探そうとしなくても
安心できる場所の中で
少しずつ見えてくることがあります。
周りを大切にするように
自分の気持ちも大切にしていい。
もしよければ
一緒にその声に耳を傾けてみませんか。
たった一度の人生だから。
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